各きのこのご紹介
ハナビラタケとは?
ハナビラタケは白色~淡黄色で子実体全体の大きさは、およそ20~40センチ程度のキノコです。
天然のハナビラタケは関東地方以北の標高1,000メートル以上の山岳地帯で針葉樹や広葉樹にまれに発生するようです。
経験的に身体によいのがわかっているのでしょうか、野生の動物も好んで食べるために、見つけるのは非常に困難のようです。
高級食材としても珍重されるハナビラタケ
ハナビラタケは独特のシャキシャキ、コリコリと表現される大変心地よい食感があり 高級食材として珍重されています。
塩コショウと少量のつゆの素で炒めるだけでも非常に美味しく召し上がれます。
特に茎部分を炒めるとコリコリとした食感がたまりません。炒めはじめには、あまりフライパンの中で動かさず、軽く焼きつける様にすると、より食感が良くなります。
ハナビラタケの含有成分が注目されています
食材としても大変に美味しいハナビラタケですが、注目されているのは美味しさだけではなく、ハナビラタケの含有成分にも高い関心が示され、多くの臨床試験が行われるとともに、学会で論文が発表されています。
その含有成分の中心がβ(1,3)グルカンという成分です。ハナビラタケはこのβ(1,3)グルカンを高い割合で含んでいることが発表されました。